転職と社内異動、どっちがいい?エージェントに登録までして異動を選んだ理由

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転職するか、社内で異動するか。僕はこの2つでかなり迷いました。

転職エージェントに登録して、エージェントの人と面談もしました。年収が上がりそうな求人も紹介してもらいました。それでも最終的に選んだのは、社内異動です。

先に書いておくと、異動しても年収や評価は変わっていません。将来は転職するかもしれないとも思っています。この記事では、そういう部分も含めて、僕が異動を選んだ理由を書きます。

転職も本気で考えた

きっかけは、今の会社への不満でした。年収は低く、評価されていない気がしていました。そこに人事制度の改変が重なり、僕にとっては不利な変更になりました。

その後、自己理解プログラムを受けて、自分が本当にやりたいことの方向性が見えてきました。そこで、転職も選択肢に入れて具体的に動いてみました。

  • 転職エージェントに登録した
  • 求人サイトで求人を見た
  • エージェントの人と1回面談して、希望を伝えた

求人を見るときは、2つの観点で確認しました。自己理解で見えてきたやりたいことと合っているか。年収などの条件はどうか。

エージェントからは候補をいくつか紹介してもらいました。年収アップも見込めそうでした。

それでも、転職しようとまでは思えませんでした。今振り返ると、知らない会社に飛び込むことへの恐怖もあったと思います。

社内異動を選んだ決め手

最終的に社内異動を選んだ決め手は、2つです。

1つ目は、リスクが少ないことです。会社は同じなので、働き方や福利厚生はそのままです。人間関係もゼロからにはなりません。うまくいかなくても、会社を辞めたわけではないという安心感があります。

2つ目は、未経験でも間口が開いていたことです。僕が行きたかったのはUXの仕事で、経験はありませんでした。転職で未経験の職種に移るのは、ハードルが高いと感じました。社内異動なら、IT職としての経歴を知ってもらったうえで、未経験の分野に挑戦できる点にメリットがありました。

僕が感じた違いを並べると、こうなります。

転職 社内異動
年収 上がる見込みがあった 変わらない
リスク 大きい。知らない会社に飛び込む 小さい。働き方や福利厚生はそのまま
未経験の仕事 ハードルが高い 経歴を知ったうえで受け入れてもらえた
選べる仕事 会社の外まで広がる 社内にある部署だけ
希望が通るか 自分で応募先を選べる 会社によっては通らない

異動を具体的にどう進めたかは、社内異動を実際に進めた手順に書いています。

社内異動にもデメリットはある

社内異動がいつでも使える手とは限りません。僕が考えるデメリットは2つあります。

1つは、会社によっては異動の希望が通らないことです。僕の会社では上司と人事が調整してくれましたが、希望を出しても動けない会社もあると思います。

もう1つは、そもそも社内に、やりたいことに近い部署がない可能性です。僕の場合はUXに関われる部署が社内にありました。やりたいことが今の会社の事業と関係ないなら、社内でいくら異動しても実現できません。その場合は、転職を考えることになると思います。

異動しても変わらなかったこと

もともとの不満だった年収と評価は、異動しても変わっていません。同じ会社なので、もちろん人事制度も変わりません。人事制度の改変による不利益も、会社に残る以上は受け入れることにしました。

転職すれば、年収が上がる見込みはありました。それでも異動を選んだのは、年収アップより、本当にやりたいことにつながる道を優先したからです。

異動は、やりたい仕事に近づくための手段でした。年収や評価の問題を解決してくれるものではありません。この2つは、別の問題として今も残っています。

次に転職を考えるとき

転職を完全にやめたわけではありません。次の2つのどちらかがそろったら、また転職を考えると思います。

  • 今の部署で経験を積む中で、本当にやりたいことがもう少しはっきりしたとき
  • 今の部署でスキルを身につけて、転職できる目途が立ったとき

今の僕にとって社内異動は、転職をあきらめた結果というより、次に進むための準備期間だと思っています。

転職か異動かで迷っている人へ

今の会社にそこそこ満足しているなら、まずはリスクを取らずに社内異動を考えるのがおすすめです。特に、働き方や福利厚生に満足しているなら、それを手放さずに仕事の中身を変えられるのは大きいです。

未経験の仕事に移りたい場合は、なおさらです。未経験での転職は、大きな不安とリスクを伴います。

一番もったいないのは、不安で何も動けなくなることです。転職か異動かを今すぐ決めなくても、できることから小さく始めればいいと思います。小さく始めるというのは、リスクを抑えながら動くということです。たとえば、こんなことがあります。

  • やりたい仕事に近い社内の人に、話を聞いてみる
  • 転職エージェントに登録して、求人を眺めてみる
  • 副業で、やってみたい仕事を少しだけ試してみる

どれも、今の仕事を続けたままできます。うまくいかなくても失うものはほとんどありません。

僕の場合、そもそも何をやりたいのかを整理したのが、異動に踏み出すきっかけになりました。その話は自己理解プログラムの体験談に書いています。